セーフティー・はーと
第80号
東京オリンピックイヤー生まれの 岡田 理 <三井化学分析センター>
初めて投稿させて頂きます。
初めて投稿させて頂きます。
先日,ある安全工学関係の雑誌を見ていたら,「40年の節目を迎えて・・・」という記事が載っていました。
その中には,40年前の新潟地震,酸化プロピレン製造設備の爆発,危険物の無許可貯蔵倉庫の爆発火災について書かれておりました。
技術は進歩しているものの,歴史は繰り返すのかとふと思います。
東京オリンピックとアテネオリンピックの感動の歴史は何度繰り返しても良いのですが,事故災害の歴史は繰り返さない歯止めが必要です。
最近の事件,事故を自分なりに考えると,人に迷惑をかけるという意識がかけてきているのではないでしょうか?
もしくはそのような余裕がなくなってきているのか?
小生の子供のころ(それほど前ではないと本人は思っていますが)は,人に迷惑をかけないようにと教育された記憶があります。
自分が取った行動がどれだけ周りの人に迷惑をかけるかという意識が薄れると衝動的に行動を起こしたり,自分が良ければ悪いことをしても平気になったりしてくるのではないでしょうか? 自分はかわいいですから(^_^)
日本社会全体がそういう傾向になっているのでは?
意識しすぎるのも問題ですが意識が薄れるのはもっと問題では?