保安力向上センターからのお知らせ

保安力評価員養成講座の修了式

投稿日時: 2015/10/22 事務局

「保安力評価員養成講座の修了式を開催、事業所の安全対策を推進」


 安全工学会保安力向上センターは
16日、今年5月から実施してきた「保安力向上推進人材育成講座」全6回を終え、修了式を行った。保安力向上センターの会員会社などから参加した安全・保安担当者13人には、若倉正英センター長から修了書が授与された。

 養成講座は、保安力向上センターが「保安力自己評価者」養成のための基礎講座として開設した。保安力評価は、事業者が自主的に安全基盤と安全文化を評価し、長所短所を把握した上で、事業所の安全に関する改善を進めるもの。育成講座では、これまでセンターが培った活動成果に基づいた実践的手法を体系的に学習することができる。また、安全工学会が経済産業省の受託事業で策定した「現場保安力評価マトリックス」を有効に活用できることも特徴だ。


 講座では、保安力評価の基礎と良好事例などの座学の後、4~6人のグループで実習を行い、評価方法、評価結果の取り扱いについて学習、実践的な評価力を身に付けることができる。あいさつに立った若倉センター長は「事業所の安全をさらに向上させるためには、皆が自分自身と職場の安全を最優先する意識を共有し、安全基盤、安全文化を向上させる取り組みを全社で進めることが必要。講座を修了した皆さんはこの推進役として活躍して欲しい」とエールを送った。


 次回開催は、来年1月を予定。募集は、保安力向上センターのホームページなどで行う。